パチンコ屋の三店方式が合法ってこと知らない奴多過ぎだろ

パチンコ税の話が、本格的に議論されているようです。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140622/plc14062209500004-n1.htm" id="head-entry-link" class="entry-title" style="text-indent: 0px; font-weight: bold; display: block;" target="_blank">「パチンコ税」創設浮上、1%で財源2000億円試算 政府・自民、法人税率下げ減収の穴埋め+(1/2ページ) - MSN産経ニュース http://cdn-ak.b.st-hatena.com/shorturl/3/support_smartphone.image?url=http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fpolitics%2Fnews%2F140622%2Fplc14062209500004-n1.htm" width="14" height="14" style="vertical-align: baseline; margin-bottom: -1px;">

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この記事についての反応の中で「三店方式は違法」という間違った認識を持っている人がまだ多くいるようなので、実際に風営法の条文を読み解きながら、そこの誤解を解きたいと思います。

まず、下記に引用したのがパチンコ屋の営業について法律で定めた風営法の条文です。この後に詳しく説明するので、この引用部分は今は読み飛ばしても大丈夫です。

風営法第1章  http://www.houko.com/00/01/S23/122.HTM" style="word-wrap: break-word; overflow: hidden; display: inline;" target="_blank">http://www.houko.com/00/01/S23/122.HTM

(用語の意義)

第2条 この法律において「風俗営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。

(略)

7.まあじやん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業

8.スロットマシン、テレビゲーム機その他の遊技設備で本来の用途以外の用途として射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができるもの(国家公安委員会規則で定めるものに限る。)を備える店舗その他これに類する区画された施設(旅館業その他の営業の用に供し、又はこれに随伴する施設で政令で定めるものを除く。)において当該遊技設備により客に遊技をさせる営業(前号に該当する営業を除く。)



(遊技場営業者の禁止行為)

第23条 第2条第1項第7号の営業(ぱちんこ屋その他政令で定めるものに限る。)を営む者は、前条の規定によるほか、その営業に関し、次に掲げる行為をしてはならない。

1.現金又は有価証券を賞品として提供すること。

2.客に提供した賞品を買い取ること。

3.遊技の用に供する玉、メダルその他これらに類する物(次号において「遊技球等」という。)を客に営業所外に持ち出させること。

4.遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること。


2 第2条第1項第7号のまあじやん屋又は同項第8号の営業を営む者は、前条の規定によるほか、その営業に関し、遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない。

第2条7項と、第23条第2項の太字部分を比べてみてください。第2条7項にあげた「7.まあじやん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業の中から、「2 第2条第1項第7号のまあじやん屋又は同項第8号の営業を営む者」と、意図的かつ巧妙にパチンコ屋が抜かして書いてあります。

 

つまり、パチンコ屋は、「現金又は有価証券を賞品として提供すること」や「客に提供した賞品を買い取ること」は法律で禁止されていますが、「遊戯の結果に応じて商品を提供」してはいけない、とは法律にひと言も書いていないのです。

これが、パチンコ屋のみ三店法が許される法的な根拠になっています。だから、パチンコ屋以外のカジノバーなんかが三店法をやったら摘発されます。第2条8項に含まれるからですね。

 

これが、パチンコ業界を守るために意図的かつ巧妙に作られた風営法の抜け道です。警察だけでなく立法まで飲み込んだ、この国家ぐるみの(お隣の国も?)腐った癒着構造は、本当に根深いですね。

 

競馬や競輪や競艇のような公営ギャンブルと異なり、まともな課税を(なぜか)免除されている年間30兆円(最盛期)の賭博市場の利権ってのは、それほどのものです。パチンコみたいに控除率が高く、そのくせ税金にほとんど還元されない非公営ギャンブルが、全国津々浦々のどんな駅前にも必ずあるというのは、国家として異常です。

 

日本は世界一の賭博大国です。しかも、観光立国に貢献するカジノ施設と違って、富裕層の娯楽でもなく、外貨を稼ぐでもなく、国内の貧困層から金と労働意欲を搾取するだけの腐ったギャンブルが横行する無法地帯です。

カジノ法案が早期に無事成立し、カジノ収益にしっかり課税してくれることを願います。

カジノの反対派の意見として「治安が悪くなる」「ギャンブル依存症が増える」という声が出るけど、何を今さら言ってるんだと。観光地のリゾートホテル内にドレスコードのあるカジノが出来るだけで、何が起こるというのか。法律的にグレーで警察と癒着した賭博場が、全国津々浦々の駅前、道路沿いや、消費者金融の隣にある状態よりも、治安や依存症が深刻化するとでも?

カジノ法案の成立と合わせてパチンコ業界も、「暗黙の了解」として抜け道を認めている今の方法ではなく、しっかり公認賭博と法律上で認めた上で多くの税収を生むパチンコ税を導入すべきだと思います。まずは反対されにくい1%から始めて、どんどん上げて行くのが良さそうですね。