校則には意味があるってこと

突然だけど、私はとんでもなく朝が弱い。携帯のアラームに加えて、目覚まし時計を3つ使い、朝が早い父(単身赴任中)にモーニングコールを頼んでやっと起きれる。早く起きる必要のない休日は午後3時まで寝ていたりする。
  
今年のゴールデンウイーク3日目、振替休日。その日はたまたま少し早く起きる必要があったので、午前の10時ちょっと前くらいに携帯のアラームを、少し前に某イベントで物販として売られていたアラーム音に設定してからセットした。オモコロライターであるみくのしん (https://twitter.com/no_inngurissyu?s=09) さんの声が録音された約20分にも及ぶ騒音(頭おかしい)は、私を必ず起こしてくれるのでお気に入りだった。
そう、次の日までは………
今年のゴールデンウイークは中間に2日間の登校日がある。勉強ができない私は青い顔をして、それでも一応は真面目に授業を受けていた。その授業は特に先生も熱心な分厳しく、気を抜けない授業だった。
10時を少し過ぎた頃。
「おっっきろ~〜〜〜〜いろいろいろいろい!!!!ロイドロイドロイドッドドドロイド!!!!」
何が起こったのか全くわからなかった。静かな教室に、姿が見えない狂人が侵入してきたのかと思った。しかしその声は確かに私の鞄から鳴り響いていて、鞄を開くと画面にはっきり「起きる時間」の文字が出ていた。
「うぉおやめてくれえ!!!うおおっおおおっ!!!!」
手の中でみくのしんさんが喚く。やめてほしいのはこっちだ。教室中の視線が私に集まる。ある者は私を笑い、ある者は私を蔑み、とにかくその時の私は教室で1番目立っていた。C3POが!などと言い出したみくのしんさんの声を遮るように慌ててスマホの電源を落とす。
先程まで簿記について熱弁を奮っていた担当教員が、申し訳なさそうに近づいてきた。
「…鳴っちゃっただけなんだよね?」
「…はい…」
「一応没収だから…次からは気をつけて…ほんとね…」
私は素直に電源を断たれたために物言わぬ板となったスマホを教員に預けた。その後の授業の記憶が無い。昼休み、担任に呼ばれて説教(形式上説教ということになっているが、実際は軽い注意)を受けたことは覚えている。校則は大事だなと思った。校則の通りスマホの電源を切っておけば、こんなことにはならなかっただろう。
皆もスマホのアラームには気をつけてほしい。気を抜いたとき、必ずみくのしんさんは目を覚ますのだから。