企画制作会社にパートさんを雇うまで(5)(一応完)

ご本人と待遇面の折り合いがついた後、今までにないパートという勤務スタイルなので、正社員と別の社内規定を作ることになった。
評価と昇給のシステムは既に私も同僚も確認して納得している。あとは業務内容と休暇と出張規定ぐらいかな…とぼんやり考えていた。
社長が作ったものをチェックしてほしいといわれて「有休休暇、育児休暇なし」という項目が目についた。パートさんだから仕方がないとしても、この書き方では女性が働きやすい職場にしようという本来の考え方と矛盾してしまう。
やっぱり正社員にしないとだめなのか…と思って調べるうちに、パートさんでも勤務日数次第で有休休暇がとれることを初めて知った。
(非常識と言われても仕方ない無知ぶりだと反省していますが、本当に今まで縁がなかったのです。ここまでの取り組みをしようと思った私が知らなかったということは、知らない人が多いのかもしれないとも思います)
業務が少ない閑散期には勤務日数の調整をお願いする、という内容もNGだとわかった。
調べれば調べるほど、正社員とほとんど変わらない権利があることがわかってきた。
社内規定を作り直す、と社長が言った。
再び見せてもらった内容では、パートの業務が増えていて、パートから正社員へとランクアップする方法が強調されていた。
少し引っかかった。
ランクアップする道があることは示した上で、パートのまま働ける道も用意したい。本来、職務と勤務スタイルは別々の話のはず。お客先の注文に応える以上パートでは難しいので業務は限られるかもしれないけれど、そこを一緒くたにしたくない。
でも、限られた業務で、閑散期に休んでもらうこともできず、給与コストだけが会社を圧迫したらどうすればいいのか。社長の不安もよくわかった。
他の社員も交えて検討した結果、「会社のキャッシュフロー状況などにより、新たな業務や専門知識の習得をお願いすることがある」という項目を加えた上で「場合によっては勤務日数の調整を相談する場合がある」という表現にとどめた。
社内規定にご本人の了解をもらって、入社日も確定。
「雇うまで」の話はこれにて終わりです。
入社されて今日で一週間が終わりました。
本当に大事なのはここからです。私頑張った!という気負いだけをいつまでも持っていても駄目だと思っています。
新たな取り組みが、会社にもたらした変化について既に感じていることも多く、今後も書いていきたいです。
また、今まで書いた中で漏れていたことや思い出したことがあれば、また書き足していきたいと思います。
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