リアルひーちゃん

志村けんがコントなどで演じる『ひとみ婆さん』。お団子頭で、腰が曲がってて、牛乳瓶の底みたいなメガネかけてて、飲食店とかの店員に扮してる事が多いかな?
『ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜』言いながら『うるさい』と突っ込まれたり、『息をするだけで出ちゃう』と言って息を止めてみたりする姿が面白い。
義母が今、似たような症状があり、孫達(ウチの娘&息子と義妹の娘)が『リアルひーちゃんだ』と話題にしていた。
義母はだいぶ前からテレビ相手におしゃべりしたり、相づちを打ってみたりが日課になっていた。
少し前までは、本当にテレビと話しているみたいに『うん、うん』と相づちを打っていた。『わかってるんだね』とか『そういう事らしいよ』とか内容とちぐはぐな会話も多いのだけど、『うん、うん』と的確に相づちを打っていた様に思う。
しかし最近はテレビが付いている間、ずっと『うんうんうんうん………』と繰り返している状態になっている。
この声…というよりは音みたいになっちゃっているけど、これが孫達から言わせると
『ひとみ婆さんみたい』
なのだ。
『お義母さん、お茶飲もう』と声をかけ、お茶を飲んだ直後とか、私達とおしゃべりをした直後とかは一旦収まるが、しばらくすると、ひとみ婆さんが現れる。
皆んなでみる番組といえば、バラエティやらクイズ番組で賑やかな事が多いので、あまり気にはならないが、たまに実家の方で録画させてもらっていた映画なんかを見ている時に『ひとみ婆さん』が現れるとさすがに『うるさいな〜』と感じずにはいられなくなる。
リビングを離れ、2階にいった際、どこからかエンジン音が聞こえた。バイクのブゥゥゥンブゥゥゥンと唸るような音。
ずっと続いていて、どこの家だろう?迷惑だな〜と思いながらリビングに戻ってきたら、義母の高速『うんうん』だった。なんて事も。
そう、ひとみ婆さんを通り越して騒音になりつつある。
先週の日曜日なんかは夕方の16時頃にショートステイから戻ってきてから、21時半頃、『もう、寝ようか』と部屋に誘導するまで、5時間ほど、ほとんど『ひとみ婆さん』になっていた。
これって、すごく体力のいる事だと思う。
それから先日noteにもした足の不随意運動。
足は動きっぱなし、声を出しっぱなし、すごい体力だ。
今日、心療内科の受診に行ってきた。
1年に1回、大学病院の脳神経外科の受診をして、脳のMRIを撮ってもらっているのだけど、今年も大学病院の脳神経外科にいけば、何か(原因が)わかるかもしれないけど、今は大学病院みたいな大きな病院に行くのはリスクが大きいかなと。
時々起こる血圧の上昇、動悸を循環器内科で診てもらった方がいいとも言われているが、こちらも今は連れて行きたくない。
今すぐ、何かをしなくちゃいけない状態でもないので、今はコロナさんが落ち着いて、安心して病院の受診ができるのを待つしかない。
今日はお昼過ぎにデイサービスまで義母を迎えに行き、心療内科の病院に連れて行ったのだけど、迎えに行った時から義母は不機嫌。
先生の前ではにこにこして
『また来ますね』なんて言っていたけど、その他はずっと不機嫌で、抑揚の無い声で『大丈夫』と答えるばかりで私の目も見ようともしない。
おそらくは、楽しいデイサービスから連れ出された事がよく分からなくて、混乱していたのもあるのかな〜まぁ、仕方がない。
診察が終わり、義母を家に送り届け、義母が玄関に入ったのに続き、入ろうとしたら扉を閉められてしまい、扉を開けようと思ったら中から『入れてやるもんか』とばかりにすごい顔で扉を閉めようとしている顔を見て、さすがにヘコんでしまいそうになった。
病院にいる間にトイレに行っていなかったので、トイレに行こうと誘った時も『行けばいいんでしょう!』とキレられだけど、私の顔を見ようともしないお母さんの目をジッとみて、『お義母さん、何かつらいの?』
と聞いたら、ふっと私の目を見て、少しだけ目の色が変わった。あ、少し落ち着いたなと思ったから帰ってきたけど、おそらくは1時間後には義父に泣きながら『ごめんなさい』っていうパターンなんだろうな、と感じた。
きっと義母自身も自分が何に怒っていて、なんで自分はこんな事をしているのか、どうしていいのかわからなくて、とても疲れているだろう。
そんな感情を忘れるくらい認知症が進んだ方が義母はラクなのかもしれない、なんて事も思ってしまう。
うーん、今日の私もちょっとお疲れ気味かもしれないな。
明日は今日以上に忙しくなる。早く寝よう。
※このnoteの前半は昨日のうちに書いてました。志村けんさんの1日も早い回復を願ってます。