時代のはなし

気のせいかなって思ったりするけれど、平成と昭和のJ-POPを聞き比べていると、昭和の恋愛ソングは何て言うかな、女の子が肉食獣的で挑戦的で女王蜂みたいな絶対性と同時に、でも庇護欲をそそられるような小動物らしさを感じることがある。東京の深夜の路地裏にあるスナックのネオン看板の後ろで、黒くて短いワンピースを着て蹲っている感じ。彼女たちの視界の中では雨が降っていて、それが強さと弱さの二面性を表している。
平成の恋愛ソングには、紅茶とお菓子が添えられた。甘いのも辛いのも苦いのも、全部揃え尽くしたアフタヌーンティーパーティーみたいな。パッションフルーツの木もある。ずっとずっと成長していく木々だけど、どこか停止の境界線を彼らは知っている。
なんて、女の子について得々と語っているようだけど、書いている本人は夜の散歩から帰ったばっかで血が巡っててアドレナリンだけでこれを記している状態だ。その日その瞬間のわたしの姿を、このノートを通して書いて、そして残していけたらいいと思っています。
どこかで時代の色って変わるのかな。もうすぐ新元号になるけれど、そこからだんだん歌のテーマにも色濃い変化が生まれていくんだろうか。