仕事でもプライベートでもいろいろな... by まいこ | ShortNote

仕事でもプライベートでもいろいろな人と出会う。ほとんど多くの人に対して、わたしは無関心だ。だからといって嫌いなわけではないし、そのうち半分以上の人とは好意的に接している、と思う。関心を持てる人というのはごくわずかだ。そして、相手がわたしにも関心を示すことは更に少ない。
そう思うと、わたしは最初から彼に興味があったし好感を持っていた。ショートノートに書き記しているくらいだし。単純に見た目のインパクトでもあるし、わたしへの人見知りらしい態度と、その逆に子どもに教えることへの熱心さ、というバランスに興味をそそられた。親しく話すようになってからは、精神年齢が途中で完全に止まってしまったような危なっかしさが、わたしには新鮮だった。
だけれども、それで恋愛が成り立つかと言われたら、成り立たない。恋愛感情がないまま付き合えるか、というなら付き合えると思うのだが、もって半年だろうな、と思う。わたしは彼の幼さに腹を立てるだろうし、彼はわたしの不寛容に苛立つだろう。そしてぐちゃぐちゃになって解散。もう絶対にそんなことはしたくない。
諦めたから大丈夫、と言っていた割に彼は全くわかっていなかったみたいで、再度断りの旨を伝えると今度こそ傷ついたらしかった。友人と複数で遊ぶ約束をしていたのだが、「行けないかもしれない」と言い、それに今度はわたしが傷ついた。
異性に好かれたって、良いことなんか一つもない。無関心な相手であれば鬱陶しいか気持ち悪いし、仲の良かった人なら、単に友人を失うだけ。睡眠を妨害された上にその話をされたわたしは、頭にきた。この人は結局自分のことばっかりで、わたしの気持ちなんか全く考えてないじゃないか。わたしは最初から、会うのが気まずくなったりするのは嫌だって、言っているのに。世間一般的には、振られた相手には会いたくないことだってわかるが、それにしたって、酷いじゃないか。
彼は彼で、自分だって傷ついているんだと主張した。でもわたしにはわかっていた。これはただ単に彼は今そういう深夜の「落ち込んだ」気分になっていて、その気分のままわたしに伝えているだけなのだ。わたしが、彼の必要性、特別さを伝えて自尊心をくすぐれば、おそらく元に戻る。でもそれがますますわたしには腹が立った。わたしはカウンセラーじゃない。なぜ、傷つけられてなお相手の機嫌を取らなければいけないんだ。なぜわたしを傷つける前に、自分で自分をコントロールしようとしないんだ。なぜわたしに甘えようとするんだ。自分が傷ついたからって、相手を傷つけていい理由にはならないじゃないか。
わたしは彼に対して、誠実であろうと努めていた。ひょっとしたら、からかわれているんじゃないか、と思うことがあったけれど、もし彼が真剣だったときに自己保身のために彼を傷つけてはいけない、と思っていた。もし馬鹿をみたとしても、人の気持ちを踏みにじるよりいいじゃないか、と思った。だからこそ、その相手に自分可愛さのために傷つけられるのはとても悲しかった。
短絡的な感情表現は、彼の魅力である幼さの裏返しなのだろうと思う。彼は手のひらで転がしてくれるような余裕のある女性と一緒にいるべきだ。わたしは全然違う。余裕など一切なくて、人生では悲しんでいる時間が一番長いと思われる不幸体質だ。最近のノートは、彼に振り回されてばかりで、腹立たしい。