ドラえもんランチ

昨日は吉本新喜劇をみながらお茶を飲んでいたら笑いすぎてお茶で溺れて死にそうになったのにそれにくらべたら今日は何もない一日だった。
うちの主人は土日に仕事のことが多く、土日は子どもたちと3人だけで過ごすことが多い。
上の娘がホットモットのCMを観てドラえもんのおもちゃがもらえるから行きたい言ったのでお昼はホットモットのお弁当にすることになった。
ドラえもんランチ2つとのり弁を注文しおまけのおもちゃをもらった。ん?おもちゃ…オモチャ…omo…っ「自分で作れるひみつ道具!!アクションペーパークラフト」て紙っ!!透明な袋に梱包されたペラッペラの紙を掴みながら心の中で突っ込む。てっきりプラスチックのおもちゃが貰えるものと思い込んでいたので紙から自分で作るタイプだったことに少しショックを受けた。あーこれ親が作らないといけないやつだぁーーやつだぁぁーーやつだぁぁぁーーー、、
家に帰ってドラえもんランチとのり弁を即完食し早速作ることにした。うちの子どもたちは上の子が7歳の女の子、下の子が4歳の男の子だ。子どもが2人ということは「自分で作れるひみつ道具!!アクションペーパークラフト」×2作らないといけないわけだ。なんともめんどくさいことになった。とりあえず上の子には自力で頑張ってもらいたい。下の子のスモールライトは私が作ろう。
なにを隠そう私は子どもの頃、りぼんっ子だった。毎月毎月ペーパークラフトの付録がついてくるあの「りぼん」の愛読者だったのだ。発売日の前日に書店に並ぶことを知っていたので発売日の前日に買うことを小学校6年間の毎月欠かさずに続けてきた根っからのりぼんっ子なのだ。そんな私がこのペーパークラフトを完成出来ないはずがない。
私「じゃあ、まず全ての部品をやさしく取っていこうね」…って、パーツ切れとるやーーん!!なんで
私がりぼんを懐かしんでいるこの短時間の間にすでにパーツが破れる!?!?
どうやら下の子がスモールライトから小さくなって飛び出すはずのどら焼きパーツという重要なパーツを破ってしまっていた。動揺したものの、「こどものやることだ。しかたないしかたない」と自分を納得させ、セロテープで貼って直す。その間も上の子が「えぇ〜なにこれぇわかんなーい!もう、たにおりってなにぃ」っとごちゃごちゃ言って、下の子がもう飽きてSiriと話しだした。そういうこどもたちの声も無視して作業を進める…。仕方ないのだ。これはりぼんっ子のプライドにかけて完成させなければならない。子どもたちの声を無視し続けていたら上の子「あ!わかった。これをこうやってやるんだ!」と自分で理解し、作業を進めだした。やっぱり子どもは親が下手に手を貸すよりも自分で考えることによって知らない間に成長するんだなぁ。としみじみ思いつつ、やっとのことでスモールライトを完成させた。
トゥットゥルーン!スモールライト〜!「えっと、ここに例のどら焼きパーツをセットしてこのスイッチを押すとどら焼きパーツが飛ぶわけね。ふむふむ」私は想像した。あの丹精込めてセロテープを貼って直したどら焼きパーツがパーン!とスモールライトから勢いよく飛ぶ姿を。「よし、スイッチ押すぞ」パーン!!
……とは結果いかなかった。
パーンではなく「ぽて」であった。カタカタのポテッではなくもっと鈍臭そうなひらがなの「ぽて」であった。
私は集中力の糸が切れた。娘の作業も進んでいると思っていたら作業手順①しか終わっていなかった。私にはもうどこでもドアを作る気力は残ってなかった。
私はプロレスラーの本間選手の技である「こけし」をソファの上にお見舞いした。
実はここで皆さんに謝らなければならないことがある。私は根っからのりぼんっ子を先ほどからずっと豪語してきた。根っからのりぼんっ子は嘘ではない。そこに関しては全くの偽りはない。…ただ一つ嘘をついてしまったことと言ったら「付録は作ったことは一度もない」だ。
付録を作らずに岡田あーみん先生の作品を読んで爆笑したりしていたのだ。偽りのりぼんっ子だ。
子どものときに出来なかったことは「大人になってもできない」そういう格言を学んだ一日だった。