企画制作会社にパートさんを雇うまで (1)

昨日パートタイムの社員が入社した。
お子さんがいる主婦の方で、勤務時間は9時半から16時半。
うちは零細の企画制作会社。いわゆるクリエイティブ業界では、パートの雇用はほとんど前例がない。(学生インターンを除いて)
この雇用を実現するために、あくまで自分側の視点だけれど、とても頑張った。
まず、この業界は夜が遅い。とくにうちのような小さな会社だと、お客さんに明日までに提出と言われれば、深夜に及ぶこともある。ほとんどの女性は独身で、結婚を機に独立してフリーになるか退職する。
夜まで働けないのは戦力外だと、暗黙の了解があった。
それに疑問を持ち始めたのは、若い社員が数人続けてやめ、求人への応募が少なく、誰か紹介してほしいと周囲に聞いても心当たりがないと言われ始めてからだった。
よく考えてみると、正社員でも夜遅い勤務は嫌に決まっている。私が遅くても大丈夫なのは、お客さんから頼まれて応えているという強い意識があるから。
若い社員がすぐにその意識を持つのは難しい。 かと言って、若い奴は根性で頑張れというこの業界の意識を変えるのは難しい。
そこでふと、結婚退職していった優秀な女性社員や、フリーで頑張っている主婦のデザイナーやイラストレーターの女性たちを思い出した。
そして、いま主婦の方でうちで働きたい人はいないか?という視点で探し始めた。すると、えっ、いいの? それならいるけど、とすぐに感触があった。
ここからの取り組みはまた次に。
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