脱ダサピンク宣言ーその1

社内デザイナー職という職業柄もあって、このところ「ダサピンク現象」について考えていた。
というのも、同僚が
・余白多めの白背景
・読みやすいゴシック系の書体
・商品の写真
でつくったシンプル系のデザインを経営側に上げた所、
「若い女の子向けなのにこんなんじゃダメなんだよ!」
と怒りを買い、
・ダサい柄入り(うすクリーム色)の背景
・筆で書いたような実に読みにくいPOP体を大きなサイズで
(老眼だから字が大きくないと読めないと言われた)
・Photoshopでイラスト"風"に加工させられた画像
に変更させられたという事件があったのだ。
時間もなかったため、そのどうしようもない
「経営側のオッサンが考える『若い女の子向け』デザイン(かなりダサい)」
が採用となってしまった。
 デザインは手に取る・使う人のためにあるべきものだし、デザイナーなら誰しもそれを一番に考えているのに、結局ターゲットであるはずの「若い女の子」の真逆と言っていい「老眼進んだオッサン」が気に入るデザインをつくらざるをえなかったのだ。
てゆーか、なんで女デザイナーがつくったモノをオッサンに「女の子向けじゃない」とか言われなきゃいけないんだよ!
 自分の災難でないとはいえ、その一部始終を横で見ていてなんてやるせないんだ、とずっとモヤモヤを抱え、
心のよりどころを求めるように、この「ピンク=女性向け?」というまとめ http://togetter.com/li/320152
 を何度も読み返した。
しかしこのダサピンク問題、実際デザインだけで済む話ではなく、掘り下げると社会的にもかなり根が深い。
なのでここではデザインにおけるダサピンク問題に、
男性(主にオッサン)から想定される
「そんなこというけどさ、今実際女性に好まれるデザインってどんなのよ?」
という質問に対する具体例を挙げて行きたいと思う。
でもつまるところ自分用のリンク集なのであくまでも主観です。
・OZマガジン
基本は白!そこに繊細な装飾。きれな写真をたっぷり見せている
・ことりっぷシリーズ
《Google画像検索》
大人気ガイドブックシリーズ。こちらはOZよりもっとポップな装飾が多いけれど、でもやっぱり白ベースで余白もたっぷりある。
かわいくて種類豊富な柄を全面に押し出した表紙も「持っていたい」と思わせる魅力がある。
・明治製菓「MyチョコBOX」シリーズのパッケージデザイン
ミントやドライフルーツを使った大人向けのチョコシリーズのパッケージ。
鮮やかな色が目を引き、シンプルで品の良いな商品ロゴは女性なら思わず手に取ってしまうパッケージだ。
・ワコール「リボンブラ」webページ
自分はwebはやらないのでwebページとしての機能面については言及できないけど。
「甘々」で「カワイイ」にするなら、ここまでやらないと意味が無い。
イラストもオーナメント(装飾)もおそらくは書き下ろしであろう。手が込んでいる。仮にこれをそらへんに落ちてるフリーイラスト素材でやったとしたら、かなりお寒い仕上がりになると思われる。
そして、文字なんかは配置こそ凝っていても字間をたっぷり明けた明朝系で、決してPOP体などではない。
再三になるが、俗っぽいものばかり作っているしがない社内デザイナーの私の主観によるまとめであり、
ざっと思いつきで書き散らしロクな分析もできていないのでその点はなにとぞご容赦いただきたい。