ファッションについて

「安さか質か」この答えは難しい。若者がファッションにお金を使わなくなった、という話を聞いた。安くて流行を抑えているファストファッションを上手く組み合わせるのが最近の主流だからだ。かくいう私もよく活用させてもらう。
一方、ハイブランドまではいかないが、大体1万円から5万円くらいまでの間で買える服はどうだろう。私は貧乏学生なので、1万円以上になると、よほど決心しないと買えない。
そうなると、必然的にファストファッションのアイテムが増えていくわけだが、購入してから2年後に、部屋着へ降格せずに残っているのは当然1万円の服だ。
その2年の間に、私は何枚のファストファッションアイテムを買っただろうか。
きちんと扱えば、もっと持つはずだという声が聞こえた。きっとそうだろう。確かに、ファストファッションのブラウスはネットに入れて、普通の洗剤で洗濯機に放り込むだけ。一方1万円のワンピースは、きちんとタグを見て温度を気にして手で押し洗い。
もちろん長く着るに越したことはないが、安いものは替えが効くから手荒に扱っても良いや、という考えが私の中にあるのだろう。反対に、高い服は慎重にあつかう。長く使って何度も洗うことで「味が出る」作りの服もある。
私はよく、母の昔の服をもらう。20年以上も前のものだとは思えないほど状態が良く、作りもしっかりしている。ほとんど日本製だ。当時は、まだ海外で大量生産されていなかったらしい。
母の服を見て思うのが、流行は巡っているということ。もちろん、多少、形やデザインの古さは否めないが、タイトスカートや柄スカーフなど、活用させてもらっている。
しかし、ふと考える。私が持っている服の中で、これから生まれるであろう娘や孫に引き継がれるものはあるのだろうか?
良いものを着たい、と思う今日この頃。