例の騒動を B’z で説明すると、上手くいくことに気づいたのでメモ

とある国家イベントのテーマソングを公募。
B’z の新曲が選ばれる。

賛否両論を含めつつ、決め手となったのは分かりやすいメロディ。
ダイエーの有線放送で流しても、 テーマソングだと分かりやすいところが決め手となった。A メロがマイナーキーから始まることに「オリンピックには向いていないんじゃ?」という声も。

ある日、ベルギーのメタルバンドから
「あれは、自分達が作った曲のパクリだ!」
と申告がある。

確かに A メロがコードメロディーともに極似しているし、サビの転調も一緒だ。

会見で「いや、たまたま似てるだけで全然違うよ。ほら、サビのメロディーも違うし、あと将来オーケストラをバックに演奏できるようアレンジしてあるんだ。ベルギーのは SoundCloud にアップしているだけで、JASRAC にも登録していないし、事前に調査するのはちょっと難しいなぁ」

そこへ、椎名林檎が擁護「稲葉さんはいつもストイックに自分を追い込んでいるし、そんなことをするわけはないわ」と FB で書いたところ「あいつも昔、アラニス・モリセットパクっていたじゃん。グルだ!」と炎上。

「ロックで似ていると言われてもなぁ、、完全オリジナルなロックなんてプログレにでもならないと難しいのになぁ。伝統芸能みたいなところあるし」と困惑の音楽業界。

そこへ B’z の過去曲の類似性が続々と指摘される。
「Don’t Leave Me なんて、もろエアロスミスじゃん!」
このニュースがスティーブン・タイラーの耳に届き、タイラー激怒。
稲葉「あれは松本が勝手に、、」

ここにきて炎上が次々と加熱。
版権が 100 万円で買取なのに、200 億の印税収入があるというデマが流れたり、稲葉の家に電凸する人が続出。

抗議するグループは主に 3 グループ。

メタル右翼系代表、BURRN!
「こんなのメタルじゃない 5 点」

ロック左翼系代表、Rockin’on
「こういう商業主義のロックがはびこるから、大衆は搾取される。俺は傷ついた、だからスミスを聴く」

一部のインディーズ系のバンド
「パクリとかマジ許せん!俺たちは売れないけど、パクリはしないよ」

その他にも

「誘致キャンペーンのセカオワじゃだめなの?」
「いや、あれはすでにドラゲナイしちゃったからだめなんよ」

「だいたい選考がクローズ過ぎる!オリコンチャート 1 位 3 回以上って、ビーイングと AVEX ばっかじゃん」
「選考委員の桑田佳祐もパクっているぞ!」

「前回大会の永ちゃんの歌をもう一回使ったらどう?」

「俺たちで勝手につくろうぜ! by ナオト・インティライミ」

ここで製作過程を公開。
内部資料のリミックスを行ったサンプルに、版権処理をしていないドラムサンプリングが見つかり更に炎上「あいつ、プロなのにサンプリング音源盗用している。版権フリーのライブラリ持ってないのかよ」
「いや、リリースする前の音源で適当に抜いてくるのは良くあることで、、いきなり公開されるとは、、」

「あれ、コンセプトに入っていた永ちゃんオマージュの “成り上がり” っていうフレーズが最初のバージョンには入っていないぞ」
「しかも最初のバージョンのメロディー、クリスタルキングに似てない??」
「まぁ、そこはカラオケで音域が高すぎるからって、色々調整した結果、こういう最終案になったわけで」

そして増え続ける、自宅、事務所への嫌がらせ。

「松本に相談した結果。辞退します」



すごい雑ですが、デザインが音楽ほど一般に理解されていたら、もしかしたらこういう世界にはならなかったかもしれないですね。ちなみに個人的に B’z は好きです。

業界の問題もあったり、説明の問題があったりもするけれど、アートと違って決められた枠の中で「まったくオリジナルなもの」を作るのが結構大変であることが、あまり理解されていないのが、デザインの難しさなのかもしれないと思いました(この場合ロックの限界)。
何はともあれ、ここでポジティブな気持ちを取り戻して、"輝くウルトラソウル" なオリンピックを迎えられたらなと思います。(ねがいよ、かなえたまえ!)

※多分に思いつきな書き込みなので、恐いコメントはご遠慮おねがいします m(_ _)m

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追記1 : 佐野さん = B'z 説は知り合いのデザイナー / イラストレーターの方が書かれておりまして、参考にさせていただきました。
追記2 : いくつかご指摘いただきましたが、ここでの B'z は 90 年代中盤の、まだオマージュという言葉を言えるかギリギリくらいの世界観だと思っていただければと思います。