「親友」の定義

昔から「親友」という言葉に抵抗があった。
私が相手に対し「あなたは私の親友」と
呼ぶ事に。
心の底から許し合う
親しむ
お互いの事を分かりあっている
「親友」とはすなわち
そんな特別な存在という印象がある。
では果たして、
私は誰かにとって
そんな特別な存在なのだろうか?
いや、そんなはずがない。
「あなたは私の親友」と言うことは
「私はあなたの親友」と言っていることと
同じ事だと思えて仕方が無い。
私が誰かの特別…そんなおこがましい
そう思っていた。
そんな時
「親友と呼んで何が悪いの?
相手が自分をどう思っていようと
自分にとって相手が親友だと言えるなら
それでいいじゃない。
私にとってあなたは親友だよ。」
そう言われて驚いた。
「もしも裏切られたっていいじゃない。
少なくともあなたがいて、
相手は助かっていたんだよ。
それまでの事実は事実なんだよ。
それでいいじゃない。」
なんだかとても暖かい気持ちになった。
そうか、それでいいんだ。
例え相手が私の事をどう思っていても
少なくとも私自身は
相手の事を
「親友」と呼びたい程に
相手に感謝している。
それでいいじゃないか。
ありがとう。
例え距離は離れても
会えなくても
あの時あなたに救われました。