青山南さんの本

久しぶりに青山南さんの本を4冊購入。
早稲田大学教授で翻訳家の青山南さんは、私のアメリカ文学とアメリカ南部文化に関する師で、10年以上前にオープンカレッジで教えて頂いていました。だから青山南さんではなく、青山南先生です。
それ以前から青山先生の大ファンで、一番好きなT・コラゲッサン・ボイルの翻訳本をはじめ、それまでに持っていた本には全部サインをして貰ったというミーハーぶり。
なのに、ここしばらく先生の本にはご無沙汰しており、ふと見かけた『60歳からの外国語修行』という本で、先生がスペイン語の勉強のためメキシコに留学していた事を今更ながらに知り、これは是非読まなきゃ!と思った次第。
アメリカの短編小説に関する本は、授業の延長のようなものですが、サリンジャー以降のアメリカ文学はつまらないと思っていた感覚を覆してくれたのも、短編小説嫌いを直してくれたのも、作品を読むために沢山の知識を与えてくれた青山先生なので、その深い知識を再び知る事ができるのは無上の喜びです。
突き詰めれば、青山先生に出会わなければアメリカ南部に行くこともなく、ニューオーリンズで友達ができることもなく、さらに人前に出て、アメリカ南部の音楽をやることもなかっただろうと思います。
青山先生との出会いは、いくつかある人生のターニングポイントのひとつだと言っても過言ではありません。
この本達は、ご無沙汰していた青山先生の久しぶりの授業とも言えるし、眠っていた知識欲を再びかき立てられ、60歳を過ぎてもまだまだ頑張っている先生を見習い、私も頑張らなくちゃと思わせてくれるものでもありました。