婚活を不動産にたとえてみたら猛毒になった件。

度々お伝えしてきたアラホー婚活問題。
相変わらずの膠着状態なのだけれど、関係各所との様々なディスカッションを繰り返し、問題は周囲と本人の間の意識の差にあることがなんとなく浮き彫りになってきた今日このごろ。
いわば我々請負人は、不動産仲介業者みたいなもの。駅徒歩15分、築40年、ちょいちょいリノベーションはしてあるものの、デベロッパーは大手でもないし、都心からも離れてるし、デザイナーズマンションでもない物件を仲介するミッション(といっても仲介手数料が入るわけでもないんだけど)。こっちとしては、これ以上資産価値が落ちる前にこの物件を売却しなくては!と思うわけで、頭金をちゃんと払えて、返済もできて、なおかつこの物件をいいと思ってくれる方なら大歓迎!!ってなくらいの勢いで相手を探して提案するのである。
なのに、売主ときたら「うーん、やっぱり思い入れのある物件だから、おんなじようにこの物件にときめいてくれる人がいいし、わたしも買主さんにときめきたい!お互いわからないから最初は賃貸で、お互い様子見てから売買契約にもっていけたらいいな」とかいうのである。
はい、常識ではありえませんよね(不動産的に)。ましてや、トレーニングルームがついてるとか、リノベーションしてキッチンスタジオっぽいとか、防音設備完璧とかそういう目立った特徴があるならともかく、築40年、ごく普通の物件。売るのすら大変。
そういった物件を買ってくれそうな人っていうのはキラキラガツガツしたスマート男子ではない。でも、いや〜ちょっとそんな出で立ちで内覧にこられたらファブリーズ噴霧しなきゃって感じでもない。普通に審査を通る善良なひとたちだ。
うーん、あなたたちの中では賃貸(=恋愛)の先に分譲(=結婚)が待っていると思っているらしいけれど、賃貸と分譲には天と地ほどの差があるのだよ。というか別物。そこをちゃんと意識しないといつまでたっても完売御礼とはならない。しかも売主がときめく買主は、豊洲の新築タワマンの購入を検討していたり、広尾のマンションを賃貸していたりする現実…。だったら、いっそAirbnbで時々誰かに泊まってもらいながら、気長に探すっていうのも手なんじゃないかな?
なんて、言えないので、そっとここに吐き出しておきます。