何度でも言うよ

娘が、7ヶ月になる。
ついこの間、生まれたばかりなのに〜。
ついこの間、陣痛がきたと思ったのに〜。
と、娘を抱っこしてじゃれあいながら言う私に、
ねぇ、それ、これからも毎月言うの?
と、笑いながら少し呆れた様子の夫が聞いてくる。
言うよ?
何当たり前のこと言ってるの?という調子で私は答える。
10年前、私には子供が授かりにくいと言われた過去がある。
夫と出会う、ずっと前のこと。
長い、長い時間をかけ、いつか子供と出逢えるようにと、自分の体と向き合ってきた。
泣いた日もあった。
夫と結婚してからは、二人で子供を迎えられる努力をした。
だれかの命のために、このお腹がまぁるくなることはあるのだろうか…と、漠然と考えていた。
娘の存在に気づいた時、小さな心臓が動くのを初めて見た時、涙が、溢れて止まらなかった。
娘と一緒に出かけるようになってから、
年配の方から声をかけられることが増え、
今が一番可愛い時ね〜。
と、優しい笑顔で話してくれる。
うちの孫もね、とお孫さんの話になることもしばしば。笑
うちの両親たちも、こんな風に誰かに娘のことを話したりしているんだろうか…と頭の中で想像している。
子供は、
授かった時から、ずっと可愛い。
今が一番可愛い、の連続である。
一生、大人になっても、可愛くて仕方ないだろう。
授かってから今日までの娘との思い出を、反芻し続けるたびに、思う。そして、言う。
ついこの間、生まれたばかりなのに。