親知らず

長女が親知らずを抜きました。
先生は鶴見辰吾似のわたしと同い年の先生。
夫婦で歯科医で奥さんの方はわたしの友達です。娘も赤ちゃんの時から家族で一緒に遊んでたから先生のことは知っています。
娘、椅子に寝かされてドキドキし出して、うがいをする時にコップがブルブル震えたもんだから、鶴見先生に
「何が怖いの?できるだけ怖くないように、怖い原因は除去するよ」
って言われ
「ガーーッていう音が怖いです」
って言ったら
「ガーーッとは言うねえ」
って。
そして、麻酔をして作業開始。
「では行くよー」
と、ドリル?を手に持ち、いきなり
ガガガガッ!!
娘は、歯茎から顔も出してない親知らずなのに、歯茎を切った様子もなく歯に強い振動が来たもんだから、元気な歯をやってるのかな?と思って、先生が手を離したスキに
「今何をしてるんですか?」
って聞いたら
「一気には抜けないからだるま落としみたいに半分に切ってしまおうとしてるんだよ。まず上をね、こうやって」
ガガガガ
「こうすると
ガガガッ
するからね、ゴニョゴニョ」
ドドドド
「で、
ガガ
と、実況中継を始めたそうです。助手の人もうんうん頷きながら先生の話を聞いていたらしいけど、娘はもう何言ってるのか全然わかんなかったらしいです。
そして、あっという間に親知らず撤去作業は終わり、椅子に座って15分で
「終わりましたよー」
と。
わたしが20代の頃、親知らず抜いた時はものすごく時間かかったし、血だらけになったし、いつまでもすごく痛かったから、親知らず抜くってそんなもんだと思ってたのに。
血はほとんど出てなくて、大成功の撤去作業。
さすが鶴見先生。博士だけある。
上手いな!!
感心したのでした。
「歯、欲しいかい?」
と聞かれて、
「はい」
と答えた娘。
えー、、、
そして、鶴見先生
「今日はなんでも食べていいからね。歯茎を縫ってるからって気にせず反対の方の歯で噛んで食べてね。栄養不足になる方が痛みは長引くみたいだよ。僕の後輩は、心配してあまり食べないようにしていたらいつまでも痛かったらしいから。だいたい咀嚼することで唾液がたくさん出て、治りも早くなるんだから、普段通り食べた方がいいんだよ。よく食べ、よく寝てね。」
「はい  わあいあひは。あいあほうおあいあひは。」
と、口の感覚のない娘はお礼を言って病院をあとにしたそうです。
例のブツです
娘の歯ではありません。可愛いストラップのケースに入れてもらってます。
中身も撮ったのだけど、ちょっと、あまりにも、、、
ケースを開けてみると、ちょうど歯の断面図のように美しく真っ二つになった親知らずが鎮座していました。