セピア色のテーマパーク

駄菓子屋が好きだ。あの整然と並んだ安っぽいパッケージが好きだ。小さいかごを下げながら何を買おうかワクワクするのが好きだ。
私はさくら大根が好きでいつも買ってしまう。ピンクや青、緑のゼリーもよく買ってしまう。昔は10円のガムも買っていた。小学生の頃は親からもらったお小遣いを上手くやりくりしてどれだけ買えるか考えながら買い物を楽しんでいた。今では大人買いを楽しんでいる。昔は我慢していたものを気兼ねなく買える喜びを1人噛み締めながらお菓子をひとつ余計に買う。
10円で遊べる「国盗り合戦」を母がよく遊ぶ。私はそれを見ながら母の上手さに笑う。遊ぶ度に9割は国を盗る。
駄菓子屋は誰もが子供に戻れる気がする。セピア色のテーマパークなのかもしれない。