なんでこんなに脳内元彼祭りが開催さ... by まいこ | ShortNote

なんでこんなに脳内元彼祭りが開催されているかというと、元々はMさんのせいであった。
Mさん…昨年に告白されたものの再三のお断りの末、なぜか1年後の今年10月に再回答することになり、結果として現在ほとんど恋人状態になっている不思議。人はこれを流されていると言う。
彼を好きかと聞かれたら、好きなのだと思う。好きなところと嫌なところでちょうど半々くらいだ。彼が嬉しそうにしていると嬉しい。笑うと可愛いなと思う。でも怒ると怖いし、話が噛み合わないと残念な気持ちになる。そして好きだからといって、付き合いたいとイコールにはならない。自分より収入が低く貯蓄のない相手と、長くやっていける気がしないのである。(正当性を保つため、これは本人にも伝えてある。)気持ち的には好きだと思う。だが、わたしのガチガチに固定された呪いのような価値観を、好きだという気持ちだけで覆せる気がしないのだ。その問題が表面化したときのことを考えると、とてつもなくめんどくさい。転勤になったら別れなきゃいけないのか、とか、結婚できないだろうな、とか。この安泰な会社を捨てて、どこかに行きたい、と思ったりする。でもこのコロナ騒動で、その怖さがぐっと染み入る。
そのくせ、どうせMさんも他に女性がいるんじゃないかと、無性に不安になったりする。もし彼の家に行って、知らない女性と鉢合わせたらどうしよう、などと馬鹿みたいなことを考えたりする。なぜ、スマホにラインの通知が表示されないの?と些細なことに不安になる。もっとわたしを安心させてよ、と訴えたくなる。そんなことを言う権利はわたしにはないし、言いたくもない。そうでなくても、どうせわたしがいなくなれば、一月後には他の女性に夢中になっているんじゃないのか、と思う。そんな人に心を許したくない。なぜなら、わたしは一月後も半年後もくよくよしている自信があるからだ。でも、こんなことを考えている時点でもう遅い。侵入させすぎたのだ。もっと自分のスペースをたくさん取っておかないと、わたしの好きなわたしでなくなってしまう。
遠くに行きたい。もっと違うことに自分を夢中にさせたい。こんなことを考えるのは、すべて退屈のせいだ。