表情

ネガティブな感情をはき出すということは、とてもポジティブな行為だと思う。ため込んでいては風船のように膨れあがり、時に爆発する。はき出す力を推進力にして前進すればいいんだ。おならを推進力に空を飛んでいくギャグ漫画のように飛んで行けばいい。
ポジティブな感情だってネガティブな感情だってその人の感情なんだから片方だけ受けとめるのは違うと思う。それでは関係は成立しない。便利君じゃないんだから。
場も同じだ。片方を規定する場は廃れる。片面しか受け入れませんよなんて、B面のないレコードのようなもので、損をした気分にしかならない。
人間のバイオリズムは、小波の人、大波の人、短い人、長い人がいるんだから、いまネガティブだなと思っても、いつかポジティブな波がくるわけで、短期に反省する必要など全くないと思うのです。
感情のペースは人それぞれだし、ネガティブからポジティブへの上り坂は、一見ネガティブに見えてもポジティブだ。
ポジティブに読める文章も、ネガティブに読める文章も、過去の経験は語るけれど、現在の気持ちを表しているわけではない。残念だったことを書いていても前に進もうと思っていることもある。うれしい経験を書いていても切羽詰まった問題を抱えていることもある。
文章は表情が無いぶん読み手の想像力が問われる。というより好きに読めばよい。
人に寄り添うもよし、自分に投影するもよし。
ネットでは場を作るのは書き手ではなく読み手だ。リアルでも語り手が場を作っているように見えても、感情を発してるのは聞き手だ。文章の表情をつくるのは読み手の仕事です。
ハートに手をあてて読めば、きっと優しい気持ちになれる。
うれしい気持ちも、悲しい気持ちも、優しく読んであげられるといいですね。