大学の時の先輩がひっそりと書いてい... by 宵 | ShortNote

大学の時の先輩がひっそりと書いているブログを見た。
斜に構えてヘラヘラ笑う、でもどこか影のある人、というのがわたしから彼への印象。よく彼女が変わるのも。部内でとっかえ引っ換えする彼をわたしはあまり良く思っていなかった。
彼のブログを発見したのは今日のこと。
彼が綴る過去の女性への想いは、わたしが元彼に向けているのとよく似たそれで、案外わたしたちは仲良くなれたのではないかと思ってしまう。どの彼女のことを書いたのか、真相は分からないけれど、あぁあの子かな、なんて思うぐらいには特徴的で。その子はわたしの友人で。友人は彼と付き合っている時、どこかつらそうだった。「すごい繊細な人なの」と友人は悲しげに笑っていた。帰り道、なかなか来ないバスを待ちながらポロリと言った彼女の顔を、わたしはまだ覚えている。
彼はちゃんと友人が好きだったのだと知った。友人に対してこんな想いを抱えていたのだと初めて知った。
彼にまた会う日が来るのか来ないのか、分からないけれど。彼の書く文章が好きだとどこかで伝えられれば良いなとふと思った。