弟が発達で軽度知的障害なことを職場の人に話してみた

初ノートでいきなりきわどい話題ですが
でも知的障害者、発達障害者。
道徳的には障害者には優しくしてあげなさい、責めてはいけない、非難したらした方が悪である
弱者の立場にたって考えるのが人間としての(以下略)
でも一緒に住んでいるとやはり綺麗事では済まされないことも起きるし
今月も通わせてもらっている作業所に払うための弁当代を職員の人に渡さず
それでマスクやらなんやら欲しいものを買ってしまっていた。
いつもそうだけど買うと満足するのか使わずに放置するのは毎度のパターンで…。
これも1回目ではなくてもう数え切れないくらい。
知的障害と言っても軽度なので
日常生活自分のことは自分でできる、農業大学時代はまだ診断されていなかったので普通の学生さんと一緒に寮に入っていたくらい。
だから免許もすでに取ってた。
就職の際に他の人よりも遅れが目立つので先生から病院の受診を進められてそこではじめて障害者であるということにみんな気がついた。
軽度だと知恵が働くので家族の財布からお金を抜いたり、通帳を持ち出して引き出すだけの知能はあって
だから我が家では家族は必ず自分の財布はまくらもとに持っていくルール。
私も2万とか抜かれたり。取られたら取られた人の責任。
先生に相談しても自分で制御ができないから周囲が自衛するしかないと。
父は通帳から100万近く抜かれたことがあった…
夜中に父が寝ている隙に父の手帳をカバンから引っ張り出してそこに書いてある数字をメモして
ATMで試してお金を引き出したらしい。
まさかそんなことをされるとは思っていなかった父もすごいショック受けてた。
今はもちろん手帳に暗証番号なんて書かないし家の貴重品はすべて金庫にしまってある。
たまにその金庫の周りをうろうろしている弟が発見されたり…
こう書くとどこが知的に障害なの?と思うかもしれないけれど
例えばそのお金で使わないのに買ってきたドラムセットが真後ろにあって
私たちがどうしたのそれ!?と問い詰めても
「拾った!」
とかここらへんは知的障害者なんだよね
怒っても理解しない
なんというか自分の本能に忠実
最近はなくなったけれど前は飲食店に家族で入ると
ウェイトレスさんが若い女性だとその場であれを触りだしたり
怒ってもやめない
すごく恥ずかしかった
おねいさんはもっと気持ち悪かっただろう
申し訳ない
でもこちらとしてもどうすればいいのか
24時間見張るわけにもいかない
障害者とはいえ軽度だから本人にも感情があって喜怒哀楽があり
作業所と自宅の往復の人生がつまらないらしい
だから父は自分の時間をつぶして弟のレクリエーションのために週に何度がボーリングに連れ出したりしている。
でも弟からしてみれば
「僕はこんなにも我慢しているのになんで!」
弱いから、不幸で苦しいからもっと助けて欲しい
障害者なんだから特別扱いして欲しいんだ。
だって僕は毎日まじめに作業所に通っても、30万も40万も稼げない。車も買えない。
努力をしようにももとの知能が低すぎて健常者のようにはいかない
だから「僕は悪いことをしていない、障害者なんだから当然の権利」
私たちだって金持ちじゃないから
作業所では満足にお金を稼げない弟のために100万も200万も小遣いは渡せない
一時期ソープにはまっていた時期があって
盗んだ100万の大半をソープと宝くじに使っていた
お金が欲しいと性欲処理
束になるくらいの宝くじをごっそり買ってくる
でも当選結果は見ない
買って満足して放置。
PS3もDVD再生器も買って放置
毎日ソープに来るから店員さんに不審がられていたらしいがまぁお金さえ払えば向こうの人にとっては
挙動不審でも客は客だよね…。
犬と人間の間くらいの存在に近い
いつか他人様の財布からお金を抜かないか心配
世の中にはもちろん前向きでポジティブで頑張りやな障害者の人がいるのも知ってる
弟のボーリング仲間の男性は知的障害者だけれど
一般企業で働いていて自分でボーリングの玉を買ってプレー代も自分で払っている。
うちの弟は全額父持ち
私たちの接し方が間違えたんだろうね
成人するまで健常者、大人になってから障害者だったのもあって
って言うのも言い訳だけどさ
障害のある弱者の自分は特別な存在
努力はしなくて当たり前だけど満たされたいっていう
知的障害の有無以前に人間としてクズ野郎へと仕立ててしまった・・。
ここまでが前置き…。
という名の愚痴・・。
職場にA型と健常者の中間くらいの人がいる。
大人の発達障害って弟もそうだったんだけれど成人するまで「少しできの悪い人間」くらいにしか思われなくて
成人してから発覚するパターンね
障害って0と1で綺麗に分かれていない
グレーゾーンが広がっていて、障害者手帳を発行するかしないかのボーダーの人もいる
診断されないまま死ぬ人もいるだろう。
職場の人は相当歳をとっているけれど言動がすごく弟に毛が生えた感じで
現場の人たちに迷惑をかけては嫌われ
悪気はないんだろうがみんなと同じことができない。
最終的に何かをやらせるよりも座っていてもらったほうがいいという暗黙の了解ができあがり
彼女は出勤しても椅子に座って待っていてもらい
たまに紙を束ねる仕事ができたら紐でしばる係りということで数年やってきた。
でも経費削減人件費削減で
椅子に座っているだけの人のためにお給料は払えないという話になり
経営者はその人にも仕事を渡して働かせろと課長にはっぱをかけるが
現場としては混ざってこられると迷惑なのでじっとしていて欲しい。
みんなこの人は変な人と思っていても誰も障害者っぽいだなんて言えない
でも私はうちの家族がこうこうこうでね、こんな感じなの。
彼らも好きであんな身体に生まれたわけじゃない
できないから邪険にされ迷惑がられ今までの人生も辛い思い出の方が多かっただろう。
誰だって能力が高くて優秀な人間に生まれて人の役にたつことやって感謝されたり褒められたりしたいもの。
彼女も悪気があってああなったわけではないと思うの。
でも、現場にいると迷惑だよね。
職場の人たちはいたって常識人で気を遣い合う普通の人たちだから
内心迷惑でも表立って言えずにみんなぐっと我慢してる。
他人に向かってあなた障害者っぽいから診断を…だなんて言えるわけない。
うちの弟を見て病院での診察をすすめてくれた先生にはとても感謝している。
適材適所じゃないけれど
障害者を障害者として見て、彼らの能力に合わせた仕事を用意し
彼らの目線でサポートをしてくれる職員さんたちのいる現場にいれば
普通の企業に一般人と混じって「なんでできないのか」「無能」
と罵られることもないから心も傷つかない。
でも私は家族にいるからこそ言えたって感じ。
そんな本日でした。