不安で仕方ないから

私は一日の中で夜が一番好きだ。
日が沈み、暗闇や静けさに包まれる時間。
私の中の不安や焦りも暗闇や静けさに包まれる。優しい月の光。あたたかい。
私にとって夜はあたたかい。余計な感情を静めてくれる。一日の終わりを感じることに安心する。落ち着くのだ。何にも揺らぐことがない。このまま「終わり」が続けばいいのに、と思う。
なのに、私は始まってすらいない現実。
続けたかった仕事を病気で辞めた。
今は求職中だが、仕事を辞めて1年が経ってしまった。
病気が悪化したのは私が服薬を怠ったから。
持病を受け入れたくなかった。
苦しかった。
今日も夜という一日の終わりに身を委ねる。
忘れたくない感情、忘れられない感情が込み上げてくる。
夜が好きなのは私の現実逃避だ。
時が止まるように感じるから。
情けない。でも不安で仕方がないから夜に包まれていたい。
夜だけはこんな私を許して欲しいと思う。