勉強とは何か?

・小さいころ、母が仮面ライダーの解説書?ファンブック?みたいなのを熱心に読んでいる姿をよく覚えている。ショッピングに行くときや動物園に行くときなど吸い込まれるように読んでいた。仮面ライダーに関する知識もよく披露してくれた。そんな母の情景が僕の学びの原風景となっている。
・「夏休み、どれだけ勉強するかスケジュール表を提出しなさい。」母は妹と弟にこれを求めていた。母は憂慮していた。お金の問題だ。僕たちが住む地域では県立高校の受験競争が激しい。私立高校は県立高校よりも月2万円ほど授業料が高いのだ。つまり、3年間に変換すると72万円の違いである。このことは親をいらだたせ子供たちを追い詰めている。県立高校に受からなかった子供たちがどれほど申し訳ない思い、罪悪感にとらわれることか。間違っている。私立高校を利用せざるを得ない家計が高い授業料を負担しなければならない状況を子供の責任にしてはいけない。これは、制度の問題だから政治に責任を求めるべきだと思う。
・勉強しなさいと母は何度も怒っている。それにもかかわらず妹は勉強しない。成績もよくない。母は、いい大学、いいキャリアを得るために勉強があると思っている。妹も母が要求するものを理解している。それでも、勉強しないとしたら、「将来良い職業に就くためにいい大学に行くために勉強するという動機」が成り立たないということではないだろうか?
 僕は、勉強は自分の認識や思い込みを打ち破ることにこそ楽しみがあると思っている。