メンタルの弱った人の支えになれるよう頑張っていたら自分のメンタルがぶっ壊れたけどいろいろと気づけたという話

皆さんこんにちは、傾聴ボランティアになるために講習を受けているぎりさんです。
3ヶ月続いた講習もあと一回で終わりです。次回の講習の後に面接をして正式にボランティアメンバーになれるかどうかがわかります。もちろん志願するつもりです。

そのまえに…自分のメンタルがぶっ壊れました(笑)

ご心配なく、今はだいぶ落ち着いています。
まあプライベートでも職場が変わったばかりで、あと同棲中のうちの彼女も心療内科に通ってずっとお休み状態で家にいて、ボランティア講習も始まって…ということでけっこう前から胃痛がひどくなってたんですけど。その日の朝ドーンと体が重くなり、頭の中が“どこにも行けない状態”になって動けなくなっちゃったんです。
ここ2、3ヶ月で11キロ痩せました。これだと他人からヤバい病気なんじゃないかって本気に心配されるレベルです。フィールサイクル行きつづけて一年以上かけて築き上げてきた筋肉が2ヶ月でパアっていう(笑)。筋肉は落ちたけど体力はあるままなのでまたやっていけばいいんですけどね。
で、これはホンマにあかんやつや、と思って職場に電話しようとしても休んだら迷惑かけちゃうかも…という想いで怖くて手が震えてなかなか電話をかけられませんでした。どうにか声を振り絞って休む旨を伝えて。それまでも胃が痛くて休んだりしていたから「あ、…これはもう…なにもかも終わったな…」って。何がどう終わりなのか今から思い返せば仕事を休んだだけで世界が終わったわけではないのですが当人としては真っ暗な穴の底にはまって身も心も動けない感じになりました。

本で読んだりそういった人たちと多く接してきたので、あー、こういう感じかーってはじめて実感できたんですよね。
で、なんやかんやで回復しつつあるのですが今回皆さんにお伝えしたいのはそのわたしが体感した「メンタルが落ちている人の気持ち」です。



【がんばれ、という励ましの言葉は本当に禁句】



これよく言いますよね。本人は頑張ろうとしてもできないので余計なプレッシャーを与えてはいけないみたいな。
実際わたしもこういった励ましの言葉を受けまして。その時の気持ちっていうのは「真っ白、まっさらでなんもわかんねー」です。

心が落ちてるからなんの感情のゆらぎもないんです。この人はわたしのことを思ってそう言ってくれているんだというのはわかりますが、なにしろこちらは心のエネルギーがゼロの状態なのでどんなに揺さぶったり持ち上げようとしてもどうしようもないんです。回復期にあって少しでもエネルギーがあればそういった周りのサポートや励ましが後押しになってくれますが、どん底状態の人にはなにを言っても響かないんです。
むしろ「この人はなんにもわかってないんだなぁ」って余計に距離を感じるだけです。穴に落ちた自分を安全なところから見下されている感じで、さらなる孤独を感じます。あまつさえ「こんなに心配をかけてしまって、自分は本当にダメな人間だ」と自分を責めたりもします。なんか負の感情だけはしっかりわき出てくるんですよね。
わたしも実際いわれるたびに「ああ、自分はなんてダメなんだろう」って思考になって、余計に苦しさが増していってしんどかったです。

落ち込んでいる人には周りがそのつらさをわかってあげることで不安感や孤独感を緩和してあげることが大事です。励ましの言葉をかけるのは心が回復してきた時にお願いします。
それがいつなのかは本人にもわかりませんし、ましてやまわりの人間やお医者さんが決めてしまうことでもありません。「とりあえず一ヶ月様子を見ようね」といわれたら、その日までに治らなきゃいけないんだという地獄のカウントダウンが始まります。そんな状態では心が休まるわけがない。

身近な方、優しい方ほど「なんとかしてあげよう」という気持ちから過度に干渉しようとしますが、それが苦しいんです。逆に「自分のこと信用していないんだな」というように捉えられます。
今回、強い言葉や干渉って発信者側の焦りがそうさせているんだな、ということも感じました。もちろん周りは早くよくなってほしくてそうしているんですが、この気持のズレが「気持ちをわかってくれていない=孤独感」の要因になるんです。過去にはわたし自身も弱っていた相手(元カノや伯母など身近な人)にかなり強い言葉や口調で励ましという名のプレッシャーを与えていたことを思い出しました。そんなわたしといた事はそうとうに苦しかったでしょう。でもそれが愛情だと勘違いしていました。
相手の気持を知らないまま行動するということは本当に恐ろしい。立場が逆になって今回身をもって知ることができました。


現状わたしは休憩モードで、適度に運動してボランティア講習にも行けいています。でも一度こういう壊れた状態になると「また次もなるんじゃないか」っていう不安がぬぐえません。
つい最近までは心身になんの不調も感じていなかったのにじわじわと心身の疲れがたまってたんでようね。普段は週二回しっかり運動もしてストレスも発散してたつもりだったのですが、鎧をまとっていたつもりで中身は生身の人間だったことに気付かされました。
よく鬱になりかけたら運動をしよう、音楽を聴いたり絵を描いたり出かけたりして気分転換をしようってありますけどね。
ハイ! ムリ! 全然ムリ! 落ちた状態でそんなことをするエネルギーなんて一ミリもないわ! です。
わたしの場合そのゼロ状態が一瞬だったんですけどずっと続くこともありますから。心の回復速度も人によってまったく違いますのでとにかく周りの方は焦らないことです。時間をかけてもらえない状態、期待ばかり多く信頼してもらえない状態ってのが一番きついです。


孤独にさせず過度の干渉もせず、適度な距離のコミュニケーションを保つ。

話を聞いて、気持ちをわかってあげる。

そういったやさしさが一番安心します。