仏教と盆踊り

先日、念願叶ってずっと行きたかった郡上おどりに初めて行くことができた。
岐阜在住の友人がアテンドしてくれたため、郡上だけでなく、さらに北上したところにある白鳥という町でも開催される、郡上おどりより少しディープな白鳥おどりにも参加することができた。
おどりの感想…は改めて書くことにして、昼間に訪れた神社で宮司さんから興味深い話を聞いたため、それを簡潔に書き記そうと思う。
お盆になるとご先祖様が戻ってくるというのは日本の慣習だが、本来の仏教の考え方にはないらしい。むしろこれは神道の考え方に近いそうだ。
なのでインドでも中国でも、死者が帰ってくるという概念はない。
日本に渡った仏教は、神道の影響を受けるなどして、独自の宗教に変貌を遂げたようだ。
また、人が亡くなると土葬にし、死者は地面の下にいると考えられている。そして盆踊りで地面を蹴って鳴らすことは、死者との交信の手段であると言われている。
もちろん諸説あるようだが、今まで宗教行事や盆踊りについて深く考えたことなどない私にとって、目から鱗なお話しだった。
普段なにげなく当たり前にやっていることも、少し掘り下げてみると面白い背景や謂れがあったりするものだ。
今週末は引越先の町での初めての納涼祭。聞いた話を少し頭の片隅に置きながら、盆踊りに参加してみよう。