幽霊学級から学ぶべきこと

昔々。隣のクラスでとある事件があった。
教室の床にベッタリと絵の具が飛び散っていた。大惨事。怒った先生はクラス会議を開く。
「誰がやったんだ?」
静まり返る教室。
「正直に言いなさい!」
ひたすら沈黙の教室。
その時間は30分くらいあっただろうか?黙っていた先生が教卓を叩いて立ち上がる。
「ようし!わかった!」
クラス全員の視線が先生に集まる。
「このクラスには幽霊がいるんだな!!」
以来、この件はこのクラス内で言及されることは無かったという。
というエピソードをそのクラスにいた親友から聞かされた自分は大層感心した。
なるほど。幽霊の仕業か、、、。いるんだ、幽霊、、、。
時は流れ。ここは都内某所。
「ちょっと。冷蔵庫のアイス食べたの誰?」
「ここに閉まってあった本どこ?」
「トイレ流してないの誰?」
「服脱ぎっぱなしなのは誰?」
もちろん誰も名乗り出ない。ひたすら沈黙。イラつく奥さん。すると、私がおもむろに語り出す。
「まあまあ奥さん。犯人はわかったよ。」
「誰よ?」
「幽霊だよ。このウチには幽霊がいるんだ。」
「、、、。」
M先生。貴方のおかげで家庭内の平和は保たれました、、、。
凡庸性は高いので是非皆さんも真似してどうぞ。唯一の難点は問題の根本的な解決にはならないことくらい、、、。