忘れるのはいいことだ

老化の良いところは、好きな作品の中身を忘れて、ただ「好き」という記憶が残るところですな。
若い頃は、伏線が張ってあるやつについては、再読/再鑑賞するとネタバレされている状態で読むということになるから、結構つまんないんだけど、今なら、どうなるんだろうというワクワク感を持ったまま読める/見れる。途中で記憶が蘇ることがあるが、まあ、それはそれだ。
何と言っても、昔の自分という、自分の好みを全把握しているやつが勧めるのだから間違いない。
これが老人力ってやつなんだろうか(いや、赤瀬川原平のは読んでないです)
昔の友人と会ってそれなりに仲良くできるのも、悪い思い出を忘れているからだろう。
忘れることって、それなりに必要なことだったのだなぁ。