イボイボゴーヤ

遅くまで頑張っていた最後のゴーヤ2本でゴーヤチャンプルーを作った。
お昼に使ったきゅうりの残りと玉ねぎと人参も足して。
フライパンが小さいので炒めるのに苦労して、仕上がりはどう見ても「炒り豆腐」だ。でも美味しい。
初めて食べた時のあまりの苦さに、こんなにもイボイボゴツゴツの苦い物を食べようとした最初の人がいたのだなあと思った。だから今こうして食べられるんだね。
昔、沖縄に旅行した頃はゴーヤチャンプルーは知られ始めていたもののまだ沖縄で食べる料理という認識で、現地で絶対食べようと意気込んで行ったのだけど地元の小さな食堂で注文しようと思ったらメニューになかった。
「あれは皆自分の家で作るからわざわざ店で出すような料理じゃない。」というような事を言われた。代わりに勧められたのはうちなー定食という名のヘチマと豚肉の炒め物の定食でそれはそれでとても美味しかった。結局その旅行では一度もゴーヤチャンプルーを食べなかった。どこにも無かったのかそれともあえて食べなかったのかは忘れてしまったけど。
グリーンカーテンとしてゴーヤが北の地方にも広がり、手軽に作れるゴーヤチャンプルーの素なども売り出されてゴーヤはとても身近な食べ物になった。いつかテレビで沖縄の人が有り合わせの材料でチャチャっと作るのを見て沖縄では本当に普通の家庭料理なんだなとわかって、その時から我が家もゴーヤと豚肉と豆腐と卵だけのゴーヤチャンプルーから幅が広がり、ますます美味しく“炒り豆腐化”している。
庭のゴーヤはもう実りこそしないものの、まだ青い葉を残している。
皆ゴーヤ好きで、チャンプルーにしたりサラダにしたりジュースにしたりと毎夏堪能しているけど、それにしても本来は南国の野菜なのだろうにこんな北国でこんな季節まで食べられちゃうなんて…。
やっぱり地球温暖化の影響なんじゃないの?
今に畑で普通にバナナやパイナップルが穫れちゃうんじゃないの?
などと考えると楽しみよりも心配でゴーヤのような寒イボができそうです。