野菜をつかったロシア料理

ロシア人の夫のために、ロシア人が好む料理をつくることが多い。結婚当時はロシア料理がどんな味なのかわからないから、夫から「こういうもの」ときいて作ってみても、「なんか違う」と言われても目指す味がわからず、苦労したものだった。当時はいまのようにネットで簡単に情報が得られるわけではなかったので、ロシア料理の本を買ったり、周囲の旧ソ連出身の女性に教えてもらったりした。ガルプツィ(ロシアのロールキャベツ。大きなちがいはつなぎに米を使うこと)、ペリメニ(羊、牛、豚肉と玉ねぎが具の水餃子)、ボルシチ(ビーツたっぷりの深紅のスープ)、ピロシキ…。なかでも簡単で、日本人にも老若男女問わず人気なのがトマトのサラダときゅうりの東欧風サラダ。トマトサラダは、乱切りしたトマトに強めに塩をふり、大き目のみじん切りにした玉ねぎすこしを投入してスメタナ(サワークリーム)であえるだけ。きゅうりのサラダは、きゅうりを1㎝弱くらいの輪切りにしてこれも強めの塩をふり、10分ほど放置。出た水を捨てて、プレーンヨーグルト、マヨネーズ半々くらいであえる。あればディルを刻んでまぜる。輪切りではなく、細かく切って焼いたポテトのソースとして使っていた人もいたので、いろんなもののソースとしてもおいしいらしい。