この繋ぎ目がすごい2020

 曲間を空けずに再生する機能のことを「ギャップレス再生」と言うのも最近知ったんですけど、そんなギャップレス再生の恩恵を感じられる繋ぎ目のみなさんの話です。
Future Funk Sound System「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! オリジナルサウンドトラック RHYTHM AND POLICE ORIGINAL SOUND TRACK Ⅳ/THE MOVIE 2」:Cold Eyes~SHINJYO(Acid Beats Mix)~G-Groove(Alternate Mix)
 人呼んでキャリア組曲。OD2で揃い踏みする歴代管理官たちのテーマ曲なんですが、まず配置が完璧。沖田仁美→新城賢太郎→室井慎次。参号機→弐号機→初号機です。沖田さんは先陣を切るのが似合うし室井さんはしんがりが似合うし新城さんは挟まれてるのが似合う。曲調的にもこの並びが一番自然なんですよね。クールに抑えめで始まって次第にアップテンポになっていって重厚に締める。この3曲で1つの曲なんじゃないかと思うくらいですが、曲を聴いただけでそれぞれのキャラの姿が容易に思い浮かぶくらい特徴が出ています。専用BGMはこうであってほしいという理想形です。3曲のうち既存キャラのテーマである新城さんの「SHINJYO」と室井さんの「G-Groove」はアップデートバージョンなんですが、どちらもより豪華にアレンジされていてカッコいいです。「21世紀」という感じがします。トリを飾るG-Grroveのあのイントロが流れ出した瞬間の高揚感がたまりません。

 
サザンオールスターズ「Young Love」:Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)~太陽は罪な奴
 キャリア組曲は同じ属性の曲繋ぎですが、これはまさかこの2曲が繋がるわけないだろうという曲同士の繋ぎです。闇からの光。「安静のため錠剤、血に混じりてララバイ」からの「高気圧はVenus達の交差点」です。アルバム曲のSoul Bomberは退廃的かつやさぐれた曲でありシングル曲の太陽は罪な奴は明るいサマーソングであり、この2つを繋ぐのが「水の音」です。Soul Bomberの冒頭と最後には街の雑踏や車のクラクションの音などのSEが入るのですが、その中に紛れた水の音(側溝なのか水たまりを跳ね上げる音なのか)が徐々に波の音に変わっていき、太陽は罪な奴のイントロが流れ始めます。カッコいい。夜の街中から日中のビーチへ。Soul Bomberの世界も太陽は罪な奴の世界も繋がっているということなのではないかと思います。

 
志方あきこ「うみねこのなく頃に」:復闊の日~Prologo~~うみねこのなく頃に
 たぶん「ギャップレス再生」を最初に意識した繋ぎ。綺麗に繋がると復闊の日も含めてイントロみたいな感じになってカッコいいんですよね。ただ今使ってるウォークマンだと一瞬「プチッ」が入って切れてしまうので(MP3形式になっちゃってるから)なんとかATRACで取り込んで完璧に繋げたいと思います。

 
HMOとかの中の人。「HATSUNE MIKU ORCHESTRA」:ナイス・エイジ~テクノポリス~ライディーン
 あのYMOの初音ミクカバーバージョン。コンセプトが「YMOが21世紀に散開ライブをやったら」らしいのですが、確かにテクノポリス~ライディーンは「アフター・サーヴィス」の繋ぎっぽい。あれも興奮します。疾走感を保ったままアルバムを締めくくる(シークレットトラックもあるけど)ライディーンへなだれ込んでいく感じが贅沢。さすがYMOの代表曲。繋ぎには関係ないのですが、「以心電信」や「君に、胸キュン。」、「過激な淑女」といったボーカル曲もミクさんが歌うと新たな透明感が加わって最高を超えます。私が愛してやまない以心電信とか、心洗われるメロディにがっちり声がハマってて朝に聴きたい爽やかな仕上がりになっています。