🏉ラグビー日本代表の凄さ

今更感じる…彼らは凄かったと。
史上初めて決勝トーナメントに進出した快挙もそうだが、一番凄いと思うのは彼らが作り出した『空気』だと思う。
4年前のイングランドW杯の結果や予選プールで全勝したことを踏まえてだが、我々日本人は恐れ多くも、今回のW杯で優勝を果たした南アフリカに対し『勝てんじゃね?』と思っていた。
当然、テレビ各局で行われた結果予想も僅差での日本勝利が殆どだった。
しかし結果はご存知の通り3-26というスコアで南アフリカが実力を示し、そのまま決勝トーナメントを駆け上がり優勝を果たす。
素人目にもあの試合で日本代表にハイライトは殆ど無かったと思う。 
でも何故、日本人は南アフリカ戦前『勝てんじゃね?』と思っていたのだろうか?
それこそまさしく日本代表が作り出した『空気』が原因ではなかっただろうか。
正直なところ、これまでのラグビーW杯における日本代表の歩みや、南アフリカの実力を客観的に見れば10月20日の決勝トーナメント1回戦の結果は、当然の様に思える。日本が南アフリカに勝った、4年前も言われていたが、その勝利はあくまで『ジャイアントキリング』なのであって、2019年においても日本にとって南アフリカは間違いなく『ジャイアント』であった。
しかし日本代表はホスト国としてのプライドをかけ、予選プールを全勝で勝ち上がる事で、普段からラグビー日本代表を応援するファンから、そうでない人達に至るまで、血の滲む様なハードワークの成果を形で示した。
それに伴い予選プールを一勝また一勝と勝ち上がるごとにその『空気』は高まり、10月20日に最高潮を迎えるに至った。 
ほんの一瞬ではあったがラグビー日本代表が作り出したその『空気』は、ラグビー強豪国とも対等に闘えるという『夢』を日本人に見せてくれた。
結果はともあれ、兎角暗い話題の多い日本社会にとって、ラグビーW杯及び日本代表が一服の清涼剤となった事は間違いない。
日本代表の闘いが終わった後も、世界中から今回のW杯が高評価を得ていた事も忘れることは出来ない。
次回2023年ラグビーW杯はフランスで行われる。フランスもまたニュージーランド、オーストラリアや南アフリカと同じようにラグビーにおける超強豪国である。もしもその前の年に行われるサッカーのW杯でフランス代表が連覇するようなことが有れば、フランス国民の、ラグビーフランス代表への期待は、はちきれんばかりに膨らんでいるであろうことは想像に難くない。
もし2023年ラグビーW杯の出場条件が、今回日本で行われたラグビーW杯と同様になるなら、日本代表は既に出場権を獲得している。(前回大会の予選プール上位3カ国がシード)
前述の通り、今から3年後またラグビー日本代表は世界中の『ジャイアント』達と相まみえるのだ。
まだまだ発展途上である我らがラグビー日本代表の、今後の雄姿に期待したい。