手間のかかる料理

ちょっと落ち込むことがあった。
希望して話を進めていた派遣先に断られたのだ。
担当のお兄さんは経歴等は条件にぴったりなので、と言ってくれてたけど、条件が合わないとのことでお断りされた。
実際会った訳ではなく、書面上だけなのでそう気にすることではない。よくある事だし。もし行けたとしても、向いていなかったんだろうし。縁っていうし。
でも電話速攻切っちゃった。お兄さんごめんね。いえいえ、大丈夫ですよ〜、って言ったけど、やっぱりおばちゃん動揺してたわ。
ま、そういう日もある。次はもっといいところが待っているから、と思っても気持ちは直ぐには上がらないもの。
そんな日は、手間のかかる料理を作るとしよう。
手間のかかる料理って煮物のイメージがあるかも知れない。でも、煮物は材料と調味料をお鍋に入れて火にかけておくだけなので、時間はかかっても意外に手間はかからない。
パンも発酵に時間はかかるが、手間というとシンプルなパンならそうでもない。
それが、フライを自宅で作るのは意外に手間がかかる。
食材に小麦粉、卵、パン粉を順に付けなければいけないし、その分洗い物も増えるのだ。
メンチカツとコロッケはさらに手間がかかる。中身を作った上にフライの衣を付けるんだもの。
新じゃがも新たまねぎもあるから、コロッケを作ることにしよう。
玉ねぎのみじん切りはフードプロセッサーにしてもらう。洗い物が増えることは気にしない。新たまねぎの涙成分は強力だし。
そういえばこのフードプロセッサーはお姑さんに買ってもらった。直接ではないんだけど。子育てで手一杯だった頃「ましろちゃんにもお年玉。たまには自分のもの買いなさい」ってもらったお金で買った大切な品。結構年季入ってるけど大事にしてる。お姑さんは忘れてるだろうけど。わたしもそんなお姑さんになりたいなぁ。
話を戻そう。冷凍庫からひき肉を出し、玉ねぎと炒める。ひき肉から油が出るので、油は敷かない。その横でじゃが芋を茹でる。
じゃが芋は丸ごと調理した方が栄養が逃げないと聞いたので、丸ごと茹でる。
茹で上がるのを待つ間、付け合せにするサラダの野菜を切って氷水にさらす。
キャベツ、レタス、胡瓜、水菜、人参、貝割れ、玉ねぎ、パプリカ、などなど。冷蔵庫にあるものを気分で選びスライサーでシュッシュッと切っていく。パプリカはあると華やかになっていい。水菜は食感が好きなので出来れば入れたい。
茹で上がったじゃが芋の皮をむいて、塩コショウして。潰して混ぜて成型。わたしは小判型ではなく、小さめの丸にするのが好き。フライの衣をつけて、油で揚げていく。
出来あがったコロッケは中身がほくほく、衣はカリカリでとても美味しい。
コロッケは安価で買えるお惣菜だけど、自分で作った出来たては心を癒してくれたようだ。
落ち込む日もあるし、元気いっぱいの日もある。
毎日同じじゃ、ここに書くこともなくなるしね。
わたしは自分で思っているより料理が好きなのかも知れない。