妊夫諸氏、妊婦のメンタル恐れるに足らず

私は数え年で35歳なのだが、なんと同僚・友人知人など、周辺の人間で今年出産する人間がついに10組を超えた。
なんともめでたい話だと思うのだが、特に男性諸氏が浮かぬ顔で
「妻のメンタルケアもしないと…」
「マタニティブルーとかあるんでしょ?どうしたらいいのか…」
などと相談を受けることも多かったのでまとめておきたいと思う。

・妊娠、出産、育児に対するすべてを自分ごと化(しているように見)せよ
妊娠から産休育休、保活、復帰に至るまで、確かに直接的には関係ないことだらけである。
しかし、絶対NGワード「俺が産むわけじゃないし」
フリでもいい、ちゃんと自分ごと化して考えている、という態度を示すことが重要。

・情緒には情緒、情報には情報で答えよ
最も間違いやすいのがこのポイントで、逆に言えばこのポイントだけ抑えておけば、妊娠期間のみならず夫婦生活そのものが大いに捗ること間違いない。
「なんとなく不安」を伝えられた時には、それは相談ではなく聞いてほしいだけ。
逆に具体的な情報(保育園・給付金など)について相談されたときに適当な態度をとれば、たちまち炎上間違いなし。

・仕事を優先している素振りを見せない
限りある有休を何も考えずにバカスカ使うわけにはいかないのは当然である。
が、例えば例えば出産当日や入院中の手はずを相談しているときには
「当然仕事なんか置いといて再優先で病院に行くよ!」
という態度だけは見せておく方が吉。
実際には職場でどんなやりとりをしているかなんてわからないのだから、ここは二股野郎の気持ちになって、うまいこといい顔をしてほしい。

妊娠~産後にかけて、確かに女性はホルモンバランスが大きく変わるため、感情の波が大きくなる場合が多い。
しかし、なんでもかんでも、「ホルモンバランスのせいで不安定だからだろう」と適当にあしらってはいけない。
感情の起伏が激しくなったからと言って、バカになっているわけではないのだ。

いままで膨大なコストをかけて恋人とつきあい、結婚し、そしてやっと妊娠したのだから、うかつな行動ですべてを棒に振るのは避けたくはないだろうか?
面倒に感じるかもしれないが、ちょっとしたコミュニケーションのポイントに気をつけることで、今後の夫婦生活が円滑に進むのであればコストパフォーマンスとしては悪くないと思う。
妊夫諸氏の検討を祈る!