ジレンマ

私の幼少期の頃の話
よくお母さんを怒らせてきたのを覚えています。
当時の私は、母が怒ったら何も喋らず、じっと嵐が過ぎるのを待つという手段を選んできました。
負のエネルギーを放出する母に対する恐怖心と、怒らせてしまったことへの罪悪感ゆえに、強気に出たり自由に振舞うことができなかったからです。
そうやって耐え忍んでいると、ヒステリック気味な母はある時こう言うわけです。
「私が怒ってたら、そうやってコソコソすることしかできないのか」と。
攻撃的で威圧的な火の玉のようでした。
たしかに怒られる原因は私にあったし、ごめんなさいもした(言われてから謝ったけど)…。
あんな調子だと何か言っても「口ごたえするな」とまた怒鳴られるだろうし、ほかにすべきことも思いつかなかったし、
どうせ何か言っても伝わらないと思って黙っていたら、まさか火の玉が飛んでくるなんて。
わしゃどうすりゃよかったんじゃ…
もしタイムスリップできたなら、子供の頃の自分を力一杯に抱きしめて髪の毛ワシャワシャして全力で味方になってやりたいですねぇ〜。
「すんごく賢くて我慢もできる強い子なんやな!!!!
ジブンのやってることは何にも間違ってないからな!!!!!
もし言いたいことがあったらバシバシ言ってええんやからな!!!
安心せえ、自信を持て!!!!!!」
って。