結婚してれば・子供がいればえらいのか?的なアレ。

「結婚はエラい、子供がいればもっとエライ」と思う人へ...4ページのマンガが話題
何いってんの!?子育てしてる人は偉いに決まってるじゃん!
男VS女論争でも思うんだけど、あれです、
これ、「結婚してる人」「結婚して子供がいる人」VS「独身でいると決めた人」じゃないんですよ。
単純に「上の世代(つまり一定の年齢になったら結婚して子供を産んで育てるのが当たり前の価値観の人)」VS「現代人(別に独身でもいい)」の構図なんですよ。常識が違うだけ。
そこを誤解させる書き方になってるのがなあ…って思います。あと、漫画の描き方が、子持ちの人はちょっとかちんと来るよね。特に1コマ目の子持ちの人たちの表情。
旦那氏と会わなかったら私も独身一直線コースだったのは間違いないんですけど、その時も、「結婚はともかく子供持ってる人は偉い」っていうのは思ってました。
だって、子供を持つって特に今の時代だとリスクの方が大きいし、独身の人と比べて自由もなくなるし。莫大なコストを払ってリスクを背負って、将来の社会資産を全力で育ててもらってる、って点では、子供がいたら偉いと思いますよ。
私達が年を取ったら、「子持ちの人たちが莫大な時間とお金をかけて育ててくれた子供」が回す社会に否応なしにお世話になることになるんだし。それは独身でも既婚で子供居ても変わらないですよね。
妊娠中の今ですら、仕事はできないから旦那氏の稼ぎ一本で、旦那氏にはいろいろ我慢してもらわないといけないし、私の体調はめちゃくちゃだし。産んだ後だって保育園に預けられるかも仕事にいつ復帰できるかも不確かだし。五体満足で生まれてきてくれるかどうかだって、今の時点ではわからないですし。
それでもこの男の子供なら産みたいし、この男とならその不自由さも楽しめると思ったから結婚して子供産むことを選択したわけですけど。
あと、個人の幸せはともかく、社会全体で見ると、子供産むことを選択しない成人が増えれば増えるだけ将来の社会がやせ細っていくのは確実なので、適齢期の男女が周囲からの圧力を食らうのはある程度はしょうがないと思ってます。アラサー前後でその圧力は嫌ってほど食らってたので、よく分かります。
たしかにウザいしげんなりもするんですよね。まーしんどいっちゃしんどいけど、ただ、「それを受け入れない自由」はあるわけですしね。生き方をキッパリ決めて言い切ると、案外周囲は黙ったりもしますし。
あと、会社の上司の結婚しろ圧力は、男性はともかく女性(の総合職)はあんまりないですよ…。
あれはね、子供ができれば簡単に会社をやめられなくなって理不尽な命令とかをしやすくなるから「結婚しろ結婚しろ」「子供作れ子供作れ」って圧力をかけてるだけです。完全に会社の都合です。
親になるからしっかりしなきゃ、と真剣に仕事に打ち込むようになるっていう変化がある人もいますが、どっちかっていうと会社側は「男性社員が簡単に辞めなくなるから結婚して子供作って欲しい」っていう部分のほうが大きいんじゃないかなあ。
まーでも、攻撃してくる人に愚痴る暇があったら、働きながら子育てができる前例を作っていけるように頑張ったり、子供産まない人に産休中の人の仕事が集中してその人が帰れなくなるような状況を作らないように頑張る方が建設的だと思います。
言い方は悪いけど、「結婚して子供育ててる人はえらい」っていうジジババ達の常識を変えようと努力するのって、労力の割にリターンは少ないですから。
他人の価値観にうだうだ言うよりは「他人は他人、自分は自分」で生き方を決めて、それを貫くときっぱり決めてしまう方が楽ですよ。
「外野の声は所詮外野の声。そよ風程度のもの」って思えるようになることが大人になるってことじゃないかな。