街場の文体論(読了)

読書録。
「生き延びるためのラカン」斎藤環
「街場の文体論」内田樹
「生き延びるためのラカン」は、ラカンという精神分析家(といっていいのかわかんないけど)の理論をわかりやすく説明している。作者いわく「いちばんわかりやすいラカンの本」らしい。
まあ正直ぜんぜんわからないんだけど、たしかに読み進めることは可能だ。わからない本って、読み進めるのも難しかったりするじゃない。でもこの本は「とりあえず読める」。
生き延びるための、という修辞がついているだけに、この本では「生きる」ときにいりそうなものがいっぱい入っていた。これは、手元に置いておいて、何度も読みたいやつ。というわけで、後ほど再読したいとおもっている。
精神分析は大学のときにちょっとかじったけど、もうちょっとちゃんとかじりたいんだよな〜。ちゃんとやりたくはないけどちゃんとかじりたい。
「街場の文体論」は、作者の内田樹の大学の講義(ワンクール)を本に収録したもの。もうこれが傑作。この講義めちゃくちゃ聴きたいよ〜体感したいよ〜!文体論とあるように「ことば」についての講義なんだけど、もうこれは「ことば」をとおした愛の話だよ。愛を説かれてる気分になったし、ところどころで泣きそうになってしまった。ことばが好きな人や日々繊細に生きてるやつはぜったいに読むべき。たぶん「救われる」と思う。生きるために必要な愛の話が、めいっぱいにつまっていて、一文一文がヒントだった。何回も何回も読み直す。いまのところ私の聖書。今は妹に貸してるから読めてないけど。
なんか立て続けにヒットをひいた。
いい本に出会えてよかった。