久しぶりに、山口達也氏の事をウェブ... by みづかね | ShortNote

久しぶりに、山口達也氏の事をウェブニュースで見た。躁鬱病と診断されたこと、そして「絶対に治す」とコメントしていることが書かれていた。
躁鬱病というのは古い病名で現在の正式な病名は双極性障害だったはずである。そこが気になったが、それ以上に気がかりなことがある。
「絶対に治す」と言っていることだ。
これを読んで、彼の復帰は残念ながらまだ遠いかもしれないと感じた。
双極性障害(躁鬱病)は完治しないと言われている。病気と上手く付き合ってゆけば投薬は最小限で済み、ごく普通の生活をしていくことは可能だ。
しかし、例えば風邪がすっかり治るときのような「完治」は残念ながら難しい。
彼は自分の病気ときちんと向き合えてないのではないだろうか。自分の病気の事を正しく理解できているのだろうか。
以前、田代まさし氏の自伝漫画を読んだ事がある。きっぱりと完璧に薬物依存を克服しようと思っているうちは無理だ、という事が全編に渡って書かれていた。薬物依存は一生治らず、自分の強い意志など薬の毒性の前には無意味だという事が理解できないと、また薬物中毒に逆戻りしてしまうという。
私は山口氏のニュースを聞いた当時、すぐに田代まさし氏の事を思い出した。もう、知らない人のほうが多いだろうが、田代氏はTOKIOに勝るとも劣らない程の人気タレントだったのだ。「理想のお父さんランキング」「憧れの年上男性ランキング」などが行われれば、上位常連間違い無しの存在だった。
今の山口氏に必要なのは「絶対に治す」という意気込みより、先輩の失敗に学ぶ事ではないかと思う。治らない病気という点では双極性障害、依存症と似た部分がある。