ミスお母さん

下の子が宿題をやりながら足をプラプラしていたら、テーブルの脚に思い切りぶつけて悲鳴をあげた。
「ああああああーーーーっ!小指がぁぁぁ!!」というので「取れた?」と言ったら「母さんは馬鹿なの!?取れたら大変でしょ!ああああああーーーイタイィィィィ」と涙声。ヒーヒーといつまでもうるさいので
「九九の七の段、声出して言ってみな」
「なんでよ、こんな時にぃ〜」
「いいから言ってみ?痛いの忘れるから」
「くそ〜イタイ〜、ウソじゃないだろうね!しちいちがしち!しちにじゅーし!しちさん…
……しちろく、しじゅーーしち?あれ?しじゅーーひち?ちがう、あれ?」
なんとかしちくを終えた息子に「ほら、痛いの忘れてたじゃん」と言うと、「ワッ、ほんとだ!すげー、お母さん、神ぃ〜!」
チョロいもんである。
そうなんだよ〜母さんすごいべ?なんて言っていたら「あ!そうだ。オレ今日先生に笑われた。」などと言うのでおどろいて「なんで!?」と尋ねた。先生に笑われただってぇ!?ことによっては私は乗り込むぞ。
すると息子がヒラリとプリントを放り投げ、「ほら母さん、よく見てよ」と言うのでガン見した。
先日提出した学校のプリントだった。息子の名前と保護者の名前を書いて出したやつでしょう?これの何が… ハッ!
息子の名前は「◯太」というのだが、よく見ると「◯犬」!点を打ち間違えている。我が子の名前っ!間違う!?ふつう!?
「オレ、恥ずかしかったんだからねっ」
もう、本当に平謝り。ごめんだワン。