ジム終わりの深夜に、お腹が減ったか... by まいこ | ShortNote

ジム終わりの深夜に、お腹が減ったからと公園のベンチに座って牛丼を食べる。わたしは豚汁だけ。長い時間歩きながら、本題に入らずに全然違う話をしていた。
もう絶対に被せてこんといてや、茶々入れないでおいてな
と何度も何度も前置きして、「結論としては貫き通すことにしたんや、だからまいこは好きなことやったらいいし、おれも好きなようにする」と彼は言った。
まいこがこないだ、インスタントやって言ったやん、確かに、まだ4ヶ月しか経ってないのに諦めるとか言うのは全然一途でもないよな、よく考えたら、おれは何を焦ってたんやろうって。だからおれはおれの自己責任で好きでいるわ。
わたしはわたしで、彼のことを考えてみていた。
もしあなたがわたしの女性の友人だったら、なんてアドバイスするかなあと考えたんです。で、まずは子どもと結婚願望のことを聞くかな、と。もし早く結婚したいという気持ちがあるなら、さっさと次に行く努力をするべきだと思うんですよね。
今のところ特にそれはない、と彼は言った。まあ、それならいいのかなあ、時間が無駄になっても…と失言したら、おいやめろ、と間髪入れずに返ってきた。なんだか、こうやって掘り返すと変な会話である。「とか言って、1ヶ月後くらいにはやっぱり無理ーとか言い出しそう」。
こないだのは本当にごめん。実はキャンプに行く前からもうやめようって考えてて。ああ言えば、まいこも怒って関係が切れると思ったんや。まさか泣き出すとは思わなくて…
この人、犬のように純粋に見せかけておいて、そんな強かなことを考えていたのか。やり口が他力本願というか、自己中というか。本当に反省した、まいこが言った通り酷いことをしたと思ってる、もう二度としない、と言っていたが、わたしはまだ疑っている。
彼が聞くので、私はずっと黙っていたことを話した。彼は特に失望するでもなく、まあなんとなく予想はついた、と言い、受け入れられたらどんなに嬉しいだろうかと思っていたけれど、なんだか拍子抜けした。結局誰が許すも何もなく、自分の問題でしかないのだから、わたしがずっと抱えていなければならない、そういう類のものなんだろう。ああ、わたしはこういう後悔をしていたんだ、ということが、口に出すと自分でよくわかった。それでも、知っている人がいるというだけで、これまでとは何か違う気がする。
ある意味開き直った彼は、行動が早い。おれにも目標がいる、高山はなかなか行けないからトレランをちゃんとやることに決めた、と連絡があった。わたしを好きでいることが、彼の今後にとってプラスになるなら、それはそれでいいのかな、と思う。いつか振り返ったときに、こういう時があった、それが良かったと思える時間でありたい。