ちびライダー誕生

昨日、書きかけて寝落ちたノートが図らずも横路さんのこちらのノートと同じく『仮面ライダー』のお話だったのでつながりノート。
何を隠そう、子供時代、私は仮面ライダーが(戦隊モノも)大好きだった。
私の見ていた仮面ライダーは昭和最後にして、平成最初のライダー。その最終回から永らく仮面ライダーは休眠状態に入る。
のちに『平成ライダー』と言われる仮面ライダーの復活は私が大学生の頃だ。
さて、ここからが本文。
昨日のことだ。
2歳の息子、ちび太と散歩でペットショップへ寄り道。最近の彼のブームなのだ。
彼はいつものようにゲージのわんこ1匹1匹に「おはよう」と挨拶して回る。
「わんわん、おはよう。今日、あつかったよ」
「わんわん、おはよう。元気ね」
その時、ゲージを覗き込まれたのに驚いたのか、小さな仔犬が息子に飛びかかる勢いで跳ね、吠えた。
その勢いに圧され、後ずさりする息子の肩に両手をかけ、ゲージに寄らないよう、そっと制する。
「わんわん、びっくりしちゃったのね。驚かせてごめんね、わんわん」と私が言うと、
息子は小さな声で「そうか。びっくりしたか。ごめんね」と言った。
その後は何事もなく、いつものように大きな尻尾を優雅に振るネコに「きれいね〜」と声をかけたり、ぺろぺろと毛繕いするさまに「にゃんにゃ!何、食べてるの?ちび太はおにぎり食べたよ」なんて話しかけたりしながらペットショップを後にした。
帰り道、道端で引っこ抜いたネコジャラシをふりふり、息子は私に「おかあさん、わんわん、ぐお〜ギャンギャン怖かった?」と聞いた。
「ぐお〜…なんだって?」
「ぐお〜ギャンギャンギャン!って、怖かった?」
あぁ、動じてないようで、吠えられたのはやっぱり怖かったのか。
「うん、ちょっと怖かった」
「そうか。ちび太はね、大丈夫よ。ジオウ、へんしん!ってするから」
(注)ジオウ、というのは仮面ライダーの名前
「ちび太、ジオウへんしん!するから、おかあさん、大丈夫よ!!」
得意満面。ネコジャラシをふりふりする息子の姿に、赤ちゃんだったおちびさんが男の子の階段を一つ上ったのを見た気がした。
こうして強くて優しい、正義の魂は小さな胸に脈々と受け継がれていくんだなと小さなヒーローの母は思ったのだ。
行け行け!男の子!!